2024/04/02 15:15
Spicierのラムチャイ、めちゃくちゃ美味しいんですよね・・(自画自賛)
お店で沢山のお客様からよく聞かれるのが、
「どこのラムを使っているんですか?」
という質問。
正解はズバリ、
「OLD MONK(オールドモンク)」
です!
インドの老舗ラム酒ブランド「オールドモンク」は、1954年にモハン・メーキン社によって市場に投入されて以来、このダークラムはその独特の風味と伝統的な醸造方法により、長年にわたり愛され続けています。
Spicier店主・菅原が起業前にインドを訪れていた頃、チャイのお店を始めるというと沢山のインド人から「オールドモンク」が合う!と言われた事がきっかけです。
実際に何種類ものラム酒ブランドを試してみた結果、なんと本当にダントツで「オールドモンク」がラムチャイとして最高に美味しかった為、今ではSpicierラムチャイの定番となっています。
という訳で、今日はオールドモンクをご紹介。
どうぞ〜
オールドモンクの歴史
オールドモンクの歴史は、1855年にエドワード・エイブラハム・ダイアーがヒマラヤの麓、カサウリに最初の醸造所を設立したことにまで遡ります。彼の目的は、英国兵士に安価なビールを供給することでした。その後、1930年代にH.G.メーキンによってダイアーの醸造所が買収され、1949年にナレンドラ・ナース・モハンによって「モハン・メーキン・ブルワリーズ」として再命名されました。そして、1954年にナレンドラの息子、ヴェッド・ラタン・モハンによってオールドモンクが市場に導入されました。彼は、ヨーロッパ訪問中にベネディクト会の修道士たちと彼らが生産するリキュールに魅了され、彼らへのオマージュとしてこのラムを生み出したのです。
ちなみに、前回インドを訪れた時に酒屋さんで発見して即買いしたのがコチラ!
「The Legend」
瓶がいかつすぎます。。
特徴
オールドモンクは、少なくとも7年間オーク樽で熟成された伝統的な製法で作られています。42.8%のアルコール度数を持ち、キャラメル、チョコレート、バニラの風味が調和を創り出しています。このラムは、その手頃な価格にもかかわらず、非常に滑らかでクリーミーな一貫性を持ち、初めて飲んだ時の思い出や、友達との最初の飲酒、大学時代の失恋後の夜、ディナーでのライムを添えたコーラとの組み合わせなど、多くの人々にとって多くの「初めて」の瞬間を想起させます。
確かに、私のインド人の友人も学生の頃によく飲んでいた、という話を聞きました。
オールドモンクの未来
オールドモンクは長らくインド国内でトップの販売量を誇っていましたが、近年では市場シェアが減少しています。これは、積極的な広告戦略を取らずに製品の品質と口コミのみに依存してきたためです。しかし、オールドモンクは国際的にも知名度があり、インド国外でも熱狂的なファンを獲得しています。
モハン・メーキン社は、最近では若い成人や新しい中間層をターゲットに、限定版リリースや異なるブレンド、即席カクテルやフレーバー版、白ラムのインフューズド版など、様々な試みを通じて市場シェアを取り戻そうとしています。これからオールドモンクが日本でも大人気になる日が来るかもしれませんね!
それでは、今日も
“スパイスで、もっと”
素敵な1日を
Spicier